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正直な想い
「君が好きだから」って言葉はもう飽きたかな
聞く耳持ってよ…
月に照らされた見慣れたその肌
今はもう触れることもできないよ
言ってはいけないことが多すぎて
どれがそれかも分からなくて
ついつい口にしたからには終わり
また君の「別れたい」に触れ
どれだけ愛を注げば
二度とひび割れることない?
繋ぎ合わせた所が今また剥がれてしまう
赤く燃えていたはずの恋心
僕が水を注いで小さく
君の方は消えたか 薪をひとつ
焦げる匂い鼻につくくらい燃やそうか
いっそ終わりを認めれば楽だね
後悔するとか考えずに
忘れられればいいのに
やっぱりまだ好きだからそれが出来ずに
冷たい風に撫でられ
君の手が恋しくなる
甘えてばかり ごめんね 少しは強くありたい
無言のままの君は何を思う
口にしなきゃ分からないんだよ
昨日まで変わらず抱きしめた身を
今はもう触れることもできないよ
どこかで読んだ小説のように
それぞれ違う道歩んだ後
また同じとこに戻ってきて
白い息が混じるくらい近くに顔を寄せて
濡れた頬を伝う跡
それは「好き」の証でしょう
君に伝わりますように 痛みが癒えますように
君の鍵穴を探して長い
月明かりを頼りに歩いた
覗き見たその顔に見えぬ涙
曇り空が憂鬱
いない君が言った「さよなら」が今
耳を離れなくて邪魔くさい
よく聞いてくれ 目を逸らさずに
「好きだ!!」
逃げんな この愛を受け止めるまで
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