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​照準は明日だけ

振り上げた拳 いつそれを下げるのか

息をすることも いつかはやめてしまうのに

 

明日を見てばかり 「今モ見エズ ヨクモ、マァ」

人はいつも言う 「今ヲ見ツメ直シテ」

 

皆と同じことしたくないよ

たとえどんなに苦でも構わない

風を体全てで感じたい 未来へ飛ぶため

 

いくつも間違い 見失った "今マデ"

振り返りもせず 見えるものへただ一直線

 

「真夜中カラ明日」 一体誰が決めた

決めなければ いつ終わるのか気に留めず…

 

足枷になるもの外したいよ

体を包むもの翼でいい

蒼い蒼い空中でシルエットに 誰もが見るかな

 

通常よりずれている時 疎外感で埋め尽くされた

肩身狭い思いすることはないと知ってるのに…

 

爪を剥がすくらい心痛い

時を重ねるたび 一枚一枚

血だらけになるほど傷ついた どれだけ生きたの

 

太陽のすぐ傍まで来てさ

落とされる気持ちを考えてみて

明日を無くされるのってそれくらい辛いことなんだよ 僕にとっては

あなた達なんて知らない 照準は明日だけ

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