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色とりどり
この色を空に例えるというなら
灰色ですっきりしない曇り空
どんなに青を混ぜても
綺麗にはならないの
君の表情(かお)も今そういうふうになってて
どんな慰めの言葉を掛けてみても
君が変わろうとしなくちゃ
そうそう変われないんだ
さぁ筆を持って大きなキャンバスに
君の世界を自由に描こう
そこからなんだ 誰もがそうだ
世界を背景(バック)に君が浮かび上がるんだ
黄色をちょっと借りて太陽を描けば
少し見栄えが良くなったんじゃない?
寄り添う人もお忘れなく
皆そこにいるんだから
ほら泣かないで雨はもういいよ
白は青空に浮かぶ雲に
完成したら絵は動き出す
君を幸せにするため導くんだ
君は君でいられるかな
欲張って飾りすぎると破れる
僕も何度か見てきた
破れたらそれで終わり
新しいのなんて見つかりゃしない
急がなくていい ゆっくり描こう
世界というのは難しいもの
鳥も犬も花もベンチも
君と関係なくても あるのは確か
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